- 短期留学制度は誰でも応募する資格があるのでしょうか。
- 次の条件を満たしていなければなりません。
- 1. 留学する時点で本学3回生以上であること。留学期間中に在学していることが条件。つまり、留学期間中は休学することができません。
- 2. A.I.C.A.D.加盟校への留学を希望する学生は、本学の美術、デザイン、工芸、写真、建築、環境デザイン、映像、芸術計画、キャラクター造形及び大学院に在籍しており、各受入大学が設定する語学能力を有すること。
- 3. サンディエゴ州立大学への留学を希望する学生は、本学全学科の3・4回生でかつTOEFL550点(PBT)、79点(IBT)以上、又はIELTS (International English Language Testing System) 6.5以上を有すること。
- 4. ウィーン音楽・表現芸術大学への留学を希望する学生は、本学の音楽・演奏及び大学院に在籍しており、基本的な独語能力(レッスンを受講できるレベル)を持っていること。
- 語学力はどれぐらい必要ですか?
- アメリカの大学の授業では、教授陣の発言を聴くだけでなく、作品のテーマなど自らの意見を求められる場面が多くあり、それが授業の評価につながります。そのため、相手の言いたいことをしっかりと理解でき、自分の意見をしっかり表現できる十分な英語能力が要求されます。その目安が、TOEFL550点(PBT)、79点(IBT)以上、又はIELTS (International English Language Testing System) 6.5以上となっています。また、ウィーン音楽・表現芸術大学への留学を希望する場合は、レッスンを受講できる十分な独語能力が要求されます。
- どのような基準で選考しますか。
- まず、大阪芸術大学で学内試験を実施し、留学推薦候補者を選考します。その後、留学を希望する協定・姉妹大学に推薦され、その協定・姉妹大学の受入許可があったとき派遣短期留学生として決定します。
- 短期留学制度で留学する場合に要する費用を教えてください。
- 留学先の大学における授業料は、本学に納入した学費をもって充当します。(つまり、留学期間中も在学時同様、本学の学費のみを納入してください。)渡航費及び海外医療保険、生活費は本人負担とします。また、留学先大学により、各登録手数料、各施設使用料、保険料、教科書代等の諸費が必要となる場合があります。アメリカ・西海岸の大学の例では、概ね1年間16,290ドルが現地で必要となる費用となります。
- 留学中はどんな所に住むのですか。
- 渡航後、初めての学期間は各大学の寮をお勧めします。だいたいの大学の寮はルームメートと一緒に住むことになります。各自部屋を与えられる場合もあれば、2人で1部屋をシェアして使用する場合もあります。キッチンやシャワー、トイレは共同で使用する場合が多いです。
- 留学先で取得した単位はどのように認定されますか。
- 留学先大学で取得した単位は、60単位を超えない範囲で、教授会の議を経て本学において修得した単位として認定することができます。前述のとおり、留学先で取得した単位は、本学において修得した単位として認定されますが、帰国後、この認定作業によって順調に卒業に向けての単位取得が見込まれることを確認したうえで、留学に望んでください。留学前には、教務課で必ず、本学における当年度の履修科目と留学後認定が可能な単位、留学先での履修単位について、確認作業を行ってください。留学中は留学先の大学で、履修しようとする科目とその単位数、時間数について本学に報告してください。不足する場合は、追加履修の指示をします。留学期間終了後は、帰国後速やかに留学先大学の発行する成績証明書を本学に提出してください。
- 4回生の5月に帰国することになっています。就職活動は大丈夫でしょうか。
- アメリカ、オーストリアの両大学とも学期の終了が5月〜7月となります。就職活動の開始時期が年々早まっているため、留学をしない他の学生にくらべて活動が遅れてしまいます。しかし、留学で身につけた語学力や外国大学で学んだ経験、さらには外国での異文化体験等を生かして積極的に活動して下さい。
留学中は確かに忙しいですが、それを言い訳に就職活動をしないようでは、せっかくの留学経験を活かすチャンスを失ってしまいます。それではあまりにももったいないです。留学中もインターネットで情報を収集したり、海外から企業にアプローチしたり、企業の海外就職フェアーに参加するなどの工夫をすることも大切です。