HYPERな工芸学科の学生に聞きました 工芸学科を選んだ理由

陶芸コース

在学中から個展を開いて大勢の人に自分の作品を見てもらいたいです。

吉崎 沙來[奈良県立香芝高校卒業]

「頭の中のイメージを立体にしたい」「専門技術を身につけたい」という思いがあり、工芸学科に入りました。本コースを選んだ理由は、湧き上がる情熱をすぐに形にできる陶芸が、一番自分に向いていると感じたからです。卒業までに、陶芸で宇宙を表現したいです。

人間国宝の先生をはじめ国内外で活躍する先生方の存在が陶芸コースの魅力です!

吉見 楓花[兵庫県立宝塚高校卒業]

大学の自由な雰囲気と、未知の世界である工芸という分野に惹かれて入学しました。1年次から、うさぎ型のオリジナルキャラクターを制作し続けています。卒業制作では、この非現実的なキャラクターの存在を、見て触って感じてもらえるような作品をつくりたいです。

テキスタイル・染織コース

留学生もたくさん。日本の伝統的な技法は難しいけど奥深い!

テイ・エキブン[中国江蘇省出身]

昔からファッションに興味がありました。日本に憧れのデザイナーがいるので、留学してテキスタイルを学ぶことにしました。染織は難しいですが、その分やりがいがあっておもしろいです。今後の目標は、伝統的な模様と現代的な技法を融合させた作品をつくること。

本コースには多彩な授業があります。伝統技法、新技術、ファッションなど、いろいろなことが学べます。

森谷 涼風[大阪府立工芸高校卒業]

多彩な色を表現できる点に惹かれて、本コースを選びました。在学中は、着物を一からつくったり、藍染めののれんをつくったり、さまざまな作品を手がけました。現在は、人体の下半分を織りと糸で表現するオブジェを制作中。近寄って見たくなる作品をめざしています。

ガラス工芸コース

誰かに使ってもらえるような作品をつくることが目標です。

岡本 実里[精華高校卒業]

吹きガラスの難しさにやりがいを感じて、このコースを選びました。2年次の夏休みには、福井県のガラス工房でのアルバイトや、工芸家の先生から学ぶ集中講義に参加。技術も発想力も大きく成長しました。今後は、多彩な技法を使いこなせるようになりたいです。

ガラス工芸コースの自慢は、充実した設備。12人同時に吹きガラスができる実習室も。

イ・チャングン[韓国ソウル出身]

光を集めるガラスという素材が好きで、ガラス工芸を志望しました。制作中の作品は、「光の中にある希望」がテーマ。コンピュータでつくりだした自然な水流を立体化し、手作業で削って仕上げる作業に取り組んでいます。大学院でも同じテーマを追求したいです。

金属工芸コース

自主制作でやかんを作成中。日用品がもつ美に惹かれます。

森 瑛[香川県立高松工芸高校卒業]

高校生のときから金工をしています。鍛金の伝統技法を研究している三好正豊先生に教わりたくて、この学科に入りました。将来の目標は、日用品をつくる職人になること。先生方がもつ技術や、芸術的な視点など、この大学で学べることはすべて学んで卒業したいです。

金属工芸コースでは銀、銅、鉄、真鍮など多彩な素材に触れられます!

松丸 知優[追手門学院大手前高校卒業]

ジュエリーの制作に興味があって入学しました。卒業制作のテーマは「日本の四季」。4年間の集大成として、複数の素材と複数の技法を駆使したオブジェをつくっています。先日、高級ジュエリーを扱う企業から内定をいただきました。卒業後は職人として働きます。