ひとつのことに特化した勉強だけでは、生徒に音楽を伝えるのは難しい。教諭になり、教壇に立って感じたことです。演奏学科音楽教育コース（在学当時）ではピアノや歌、その他の楽器など、音楽全般を学べたので、教諭にとって役立つマルチな知識を身につけられました。とくに吹奏楽の授業は楽しく、管楽器を専攻する仲間と関わることで友人関係も広がりました。将来に悩んだ時期もあり、先生や就職課の方に泣きながら相談に乗ってもらったのもいい思い出（笑）。今は、教えたことが生徒たちから返ってくることが、何よりうれしい。生徒が主体となる教育を常に考えています。私自身、先生との出会いが大きかったので、先生たちをお手本によき教諭でありたいです。