アーティスト活動から
プロデューサーまで、
最前線の音楽制作を熟知

作曲、編曲などの仕事を経て、いち早く「放送音楽」に着目し、業界での立ち位置を見出した高田耕至先生。現役の音楽プロデューサーでありながら、音楽学科長に就任したこともあり、これからの音楽人は「音楽」と「ビジネス」の両輪を回すことが重要と考えています。担当する「音楽プロデュース論/情報音楽論」には、高田先生が考える「ビジネスの車輪」の要素がぎゅっと詰め込まれています。
Post Classical ~起・承・転・結~
(フジパシフィックミュージック)
作曲家、音楽プロデューサー
高田 耕至 音楽学科長
作曲家、音楽プロデューサー。 元ビクターミュージックアーツプロデューサー。 現ソウルエミッション代表取締役。 2003年、音楽ユニットVitarise(ビタライズ)でデビュー。 TBS「スーパーサッカー」、フジテレビ「F1グランプリ~Truth ~RESONANCE-TMIX」、NHK総合テレビ「NHK海外ネットワーク」など各種テーマ曲も多数制作。

音と社会でつながる
音の道で生きていく
そのために
音楽プロデュースとは何か?を学ぼう

音と社会でつながる
音の道で生きていく
そのために
音楽プロデュースとは何か?
を学ぼう

音楽のプロをめざすなら
2つの車輪を
回していこう

「音楽のフィジカルスキームの車輪がF1ドライバーならプロデューススキームの車輪は、
メカニックやマネジメントチームのようなもの。
レースをするにはどちらも欠かせません」と、高田先生。
とりわけ作曲や演奏に付帯する著作権や著作 接権のことを学んでいないことは、
「車の運転は上手なのに、交通ルールを知らないまま公道に出るのと同じ」ことだとか。
どちらの車輪も回せるよう、しっかり学び、音楽を楽しみましょう。

音楽プロデュースの実践方法や
さまざまな権利のこと、
放送・通信用音楽の制作についても学べます。

音楽プロデュースの
実践方法や
さまざまな権利のこと、
放送・通信用音楽の
制作についても学べます。

授業で使っている資料。著作権の知識をはじめ、今の時代ならではのリアルな情報に触れられます。
  • プロデュースとは何か?
    がわかる!
    プロデュース力とは、時代やマスとの接点を最大限に具現化していく力のこと。また、それによって形成された共同体社会や共同体感覚の維持を目的としています。実演家を中心にしたコミュニティーの中で、プロデュースという見えない実体力はどこに存在するのでしょうか?
    授業では、図や具体例を挙げながら、その力が及ぶ場所やプロセスを解説していきます!
  • 音楽プロデュース論/
    情報音楽論
    音楽プロデュースとは何か、なぜ必要なのかがわかるのが「音楽プロデュース論」。そこから発展させた「情報音楽論」は、社会やテクノロジーといった面から音楽を俯瞰。音楽行動が引き起こすさまざまな社会経済問題などを取り上げ、その解決策を問います。作曲する人、演奏する人など、音楽にかかわるすべての人に必要な著作権や著作隣接権の知識も学べます。
  • 作品制作演習
    番組のオープニングやBGMなど、商業音楽を制作する実習。作品の制作をとおして、音楽をいかに実際の仕事にアダプト(適応)させていくか、そのルールや手法を学びます。「ミックスを向上させるためのモニターチェックの方法」や「コンピューターのグリッドテンポと人の演奏のゆらぎについて」など、高田先生の経験に基づいた貴重なアドバイスやお話を聞くこともできます。

スーパーニューを実現する
音楽学科の学びの柱

  • アート
    音で空間をデザインする
    「サウンドアート」を
    学ぶことができる
  • 音響デザイン
    可能性が広がっている分野。
    仕事に直結する力を
    蓄えることができる
  • 作曲
    独自のメソッドで基礎を身につけ、
    「作曲力」を高めることができる

にはワケがある!

大阪芸術大学の音楽学科は、
日本の電子音楽教育の先駆けだったことを知っていますか?
音の未来をリードし続けて50年以上。
パイオニアかつ革新のDNAは、
現在の音楽学科にも受け継がれています。